ACROSS FROM THE DUNGEON

迷宮帰りの腹を、
あたためる人たち。

売れない素材を料理へ変える店主と、迷宮帰りに席へ着く五人の常連客。小さな店で食卓を囲む人たちの紹介です。

← 登場人物一覧
白いウロコを味見するフェンと驚くセラ
フェンリルの記録を前に話すロアンとミオ
エーデルワイスの花を手に驚くフェンとリッカ
白狼のぬいぐるみを抱えたベルクを叱るフェン
01フェンの立ち絵

店主 / 迷宮素材の料理人

フェン

フェンリル・エーデルワイス / 24歳

「いらっしゃい! 腹、減ってるだろ?」

通称はフェン、あるいはフェン姉。迷宮搬出口近くの小さな店で、換金できず捨てられる素材を料理に変えます。豪快で世話焼き。空腹の人にはまず席をすすめ、素材と食べる人の両方に「居場所」を作る料理人です。

捨て素材の魔法
誰も見向きもしない魔物素材を、もう一歩進むためのごちそうに変える。
迎える力
強がりも空腹もひと目で見抜いて、まずは「座れ」と笑ってくれる。
店主の流儀
腹を空かせた者は放っておけない。事情を聞くのは、温かい皿を出してから。
02ミオの立ち絵

白猫獣人 / 見習い魔導士・癒し手

ミオ

ミオ・コットングラス / 16歳

「フェンさんの料理、安心するんです。」

人見知りで静かですが、よく周囲を見て言葉を選ぶ少女。鎮静の書を携え、氷と鎮静の魔法で迷宮探索と町の治療を支えます。かつて迷宮でフェンに命を救われて以来、ひそかな恋心を抱いています。

静かな強さ
小さな声と冷静な観察で、氷を刃にも、傷ついた人を癒す手にも変える。
胸の奥には
命を救ってくれたフェンへの想い。本人を前にすると、言葉はいつもより慎重になる。
秘密の時間
占いが好き。今日の運勢にまぎれて、ふたりの相性もそっと確かめている。
03ベルクの立ち絵

ハーフリング / 商店主・鍵師

ベルク

ベルク・クローバー / 24歳

「フェン! 変なキノコ拾った!」

町で商店を営みながら、仕入れと探索を兼ねて迷宮にも潜る陽気な青年。珍品を見つけるのは幸運のおかげだと思っていますが、本当の武器は優れた観察眼と鍵師の知識です。店の素材整理に使う魔道ブロックを発見した人物でもあります。

幸運の正体
本人は「運がいいだけ」と笑う。でも珍品を見つけるのは、鍵師の知識と誰より鋭い観察眼。
店への手土産
冒険のたびに変な素材や魔道具を持ち込み、フェンへ真っ先に見せに来る。
愛すべきところ
怖がりなのに好奇心には勝てない。調子に乗って、叱られて、また笑っている。
04リッカの立ち絵

狐獣人 / 冒険家・情報屋

リッカ

リッカ・ブライア / 18歳

「深層の噂、聞きたい?」

軽口と細い笑みの奥に本音を隠す、腕利きの冒険家。身軽さを生かした潜入と奇襲を得意とし、危険な依頼ほど燃える性分です。フェンとは昔からの腐れ縁。心配をかけながらも、その腕と信頼は揺らぎません。

18歳の凄腕
軽い足取りで深層へ潜り、誰も持ち帰れない素材と噂をさらって戻る。
短い尻尾
かつての悩みを身軽さという武器へ変えた。弱みまで戦い方にできる冒険家。
腐れ縁
フェンには軽口ばかり。でも危険な場所から必ず帰ることが、言葉にしない約束。
05セラの立ち絵

エルフ / 薬師・ギルド職員

セラ

セラ・ルナリア / 118歳

「……なるほど。面白い処理ですね。」

冒険者ギルドの仕事斡旋課で、安全な仕事を紹介する知的な薬師。毒素材や薬草の研究のため、ときには自ら迷宮へも入ります。フェンの素材加工技術に強い興味を持つ研究仲間で、月光のチャームを調整できる貴重な存在です。

知性と毒舌
食材か毒かを冷静に見極め、興味を持った研究には驚くほど早口になる。
暮らしの香り
家庭菜園のハーブを、その日の相手に合わせて一杯のお茶へ調合する。
月光を扱う手
フェンの力に関わる月光のチャームを調整できる、数少ない理解者。
06ロアンの立ち絵

人間 / ギルド職員・元冒険者

ロアン

ロアン・ローレル / 68歳

「フェンの飯は、昔から沁みるな。」

冒険者ギルドで依頼管理と若い冒険者への助言を担う、穏やかな古参。本人はもう現役ではないと言いますが、調査や救援に向かう腕と経験は衰えていません。フェンの過去を知る数少ない人物であり、気を許せる古い知人です。

まだ現役
本人は引退したと言う。それでも調査や救援では、若い冒険者が頼る背中。
静かな聞き手
相手へ無理に踏み込まず、必要なときだけ短い言葉を置いてくれる。
昔から沁みる味
フェンの過去を知る古い友人。料理を囲む沈黙に、長い年月がある。

STORIES CONTINUE

小さな店から、
物語はつづく。

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